着物ドレスの製作記録
〜2WAYゆかた上着の作り方〜

後ろ中心を縫う
身頃の後ろ中心(首の後ろ〜すそまで)を縫って、端は2枚一緒にかがり縫い(又はジグザグミシン)をする。
縫い代を右側(裏から見て)に倒す。

写真右の上下の端にもかがり縫いをする(布端を使用したので写真ではやってません)


脇を縫う
脇(すそ〜縫い止まりまで)を縫う。


袖を縫う
袖口の少し下(カーブの始まり辺り)からグルリとかがり縫いをする
袖口下から端まで縫う。
袖口を3つ折にして縫う。


身頃に袖を付ける
袖を表にして、身頃の中に入れる。
袖と身頃の付け止まりを合わせて縫う。
表から見た写真 裏から見た写真
身八つ口(脇下の穴)の周りををグルリと縫う。


前端・すそを縫う
前端(衿付け止まり〜すそ〜反対側の衿付け止まりまで)を三つ折にしてグルリと縫う。

前端の詳しい縫い方などは、参考書を見て下さい。
スカートで隠れる部分なので、気にならない方は適当に縫っても良いと思います。


衿・ひもを付ける
ひも
ひも

ひもを中表にして縫って角をカットし、表に返し縫い口側に端ミシンをかける。
衿の裏面にアイロンで接着芯を付ける。
衿を半分に折って、身頃の背中心と衿の中心から布を合わせていき、端から端まで縫う。
首のカーブの部分に切れ目を入れると縫いやすい。
衿の縫い代を裏側に折り、衿を半分に折って端を合わせる。
衿の縫い止まり部分から襟端を縫う。
衿をひっくり返し、ひもを挟み込んで、縫い目を表側の衿で隠しながら端ミシンをかける。
レースを縫い込んで付けたい人は、この段階で写真右のようにレースも一緒に縫う(私は後から付けました。)
ひもを固定する。
※ひもは女の子の場合縫い口を下向き、男の子の場合縫い口を上向きにして付けます。


肩あげをする
汚くてサーセン
上から見た図。赤線の部分を縫う
肩あげ部分を合わせて、布の表側からミシンをかける。
※写真は衿付け前の状態です。
身頃側に折り込んでいた袖を戻すとこんな感じに。

最後に肩あげをすると袖や衿が邪魔で作業が難しくなるので、邪道ですが一番最初(後ろ中心を縫う前に)やってしまった方が楽そうです。
写真左:前身頃の様子。 写真右:後ろ身頃の様子。
※写真は衿付け前の状態です。


☆完成☆
2WAY浴衣の上着が完成♪
衿と袖口にレースを付けます。
端が見えても可愛いタイプのラッセルレースを見付けたので、今回は縫い込まないで、上から縫い付けてみました。


レースは衿に85cm、袖口に32cm(片方)使用。



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